2013/11/10

iPod touchで情報を収集・消化・蓄積するためのプロセス考

さっそくお堅いタイトルです (笑)

かつて「コンピューター  ソフトなければ  ただの箱」と言われる時代がありました。
OS(Operating System = 基本ソフト)はもちろん,各種ソフトがインストールされていて当たり前な時代になりました。
余分なプリインストールソフトが多すぎるくらいです。

最近は「タブレット  ネットなければ  ただの板」と言われるとか言われないとか (笑)

単体で通信できないiPod touchを率先して使うのは時代遅れに感じられるかもしれません。
わたしとしては格安SIMとモバイルWi-Fiルーターを使った最低限のネット接続でそれなりの効果を得られれば十分だと思っています。
どうせ常時接続しててもすべての情報は消化できないんですから。

今回は,iPod touch(もちろんiPhoneでもOKです)を使って玉石混交のネットから情報を収集・消化・蓄積する無料アプリ4本をご紹介します。
それぞれのアプリのインストールはページの最後にあるリンクからできます。
テーマが迷走しつつありますが,そこはご愛嬌 (笑)

Feedly: Google Reader亡き後のRSSリーダーの大本命

Feedlyはデスクトップからもアクセスできるクラウドサービスです。
わたしは定期的に訪問するブログのRSSを登録して,更新を追跡しています。
デザインも凝っていて,よく考えられていると思います。
モバイル版の動作もそこそこ軽快でタッチ操作でもスムーズにフィードが閲覧できます。
後述するPocketsやEvernoteとの連携もできて,もちろんデスクトップとも同期が取れます。
セキュリティ強化されたプロフェッショナル版もありますが,無料版のまま使い続けてます。

SmartNews: 最強のニュース閲覧アプリ

このアプリがリリースされたときはかなり驚きました。
1)ニュースサイトを閲覧に最適化したページとしてサーバーに取り込む
2)アプリがサーバーにアクセスして,ニュースをダウンロードする
3)エンドユーザーはダウンロードしたページを閲覧する

ネット接続があるときに起動して,ニュースをダウンロードしてしまえば,転載元サイトをいっさい閲覧することなくニュースを読むことも可能です。
発想も技術もぶっ飛んでます < 褒めてますよ (^◇^;)
かなり物議をかもしましたが,公式に対応するサイトも増えてきました。

Pockets: オフラインでも読めるリーダー

FeedlyとSmartNewsから本文を転送する集積所みたいになってます。
Feedlyからはタップ一発,SmartNewsは長押し+タップ一発で転送終了です。
同じアプリで読み進めた方が情報も一元化されて便利ですね。

iOS標準のSafariでもブックマークレットにPocketsを登録することで,閲覧中のWebPageを保存することができます。
なかなか考えられた仕組みだと思います。

登録はこのページからできます ↓
※ なんとも怪しげなアドレスですが,問題ありません (笑)
※ 分からなければ「iPhone Safari Pockets ブックマークレット」で検索してください。

1)アドレスをクリップボードにコピーする,2)アプリを開いてAddボタンを押す。。という従来の方法も便利です。
それだとホームボタンを押してアプリを切り替える手間と,アプリを切り替えた後に操作を受け付けるようになるまでのタイムラグが煩わしいんですよ。

ときどき動作が不安定になりますが,本文をどんどん読み進めることができます。
ダウンロードした本文ならオフラインでも読めますし,既読やお気に入りの情報はオンラインの状態でシンクロすることで反映されます。

Evernote: なんでも保存できるオンラインのメモ帳

テキストだけでなく,写真から音声まで保存できるメモ帳です。
「電子の脳」と呼ぶほどに使い込んでいる方もいますが,わたしの場合はPocketsで読んだ文書の置き場程度にしか使っていません。

Pocketsは未読消化に特化したアプリなので,保存した文書の分類は,受信ボックス,アーカイブ,お気に入りだけです。
フォルダ分けして保存するようなアプリではないので,気がつくとお気に入りだけで数百件。。なんてこともあるでしょうね。
文書の検索も得意ではないようなので,情報の再利用・発掘は難しいかもしれません。

そこで,わたしはお気に入りに移動した中でも特に後で参照する可能性が高いものだけを厳選しEvernoteに送信するようにしています。
結局あとで見返す機会はほぼゼロなのですが ^_^;
Pockets経由でEvernoteに送信するメリットもあります。
閲覧に最適化された文書(余分な情報が省かれている)を厳選して送信することで,1ヶ月に転送できる上限を超過するリスクを減らすことができますよ。

長くなりましたが,まとめ (インストールもここからできます)

・ ネットの情報を収集: Safari,FeedlySmartNews
・ 一時的にストックして消化: Pockets
・ 活用できそうな情報の蓄積: Evernote
・ オフラインでも本文が読めるアプリ: SmartNews,Evernote

手の平サイズの端末でこんなことができるのは凄いことだと思います。
でも情報ばかり多く入手しても活用できなければ無意味ですし,情報に踊らされたり振り回されるようでは本末転倒です。
使う側の人間が主体となって,上手に情報を取捨選択して活用する方法を学ばなければいけませんね (^_^)b

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