2014/07/15

ATOKのススメ (日本語入力システム再考論)

連日ジャストシステムについて書いているので,「ステマ乙(おつ)」等と思われそうですねぇ (^^ゞ

このブログをお読みになる方が日本語入力を見直すきっかけになればと思い,書いてみます。
DOS時代のPCユーザーからは「日本語入力フロントエンドプロセッサ(FEP)」と呼ばれたり,(おもにWindows環境では)「インプットメソッドエディタ(IME)」と呼ばれたり,人それぞれ呼び方は違います。
このエントリでは「日本語入力システム」として呼び名を統一します。

まず書いておきますが,わたしはATOKユーザーです。
メーカー製PCにバンドルされていたATOK(確かバージョン15だったかな)を使い始めたのが,日本語入力システムを意識するきっかけになりました。
先日も書きましたが,わたしは月額版ATOKがサービスインしたときから使い続けて,今に至ります。
今ではATOKキーバインドでないと入力に不自由するほど,ATOKが身体に染みついていますσ(^◇^;)
/* 変換対象の変更にShift+矢印キー,変換範囲の移動に左右キーを割り当てる方式です
/* ユーザー辞書を鍛える上で,最も合理的なキーバインドだと思っています。


大きく風呂敷を広げましたが,結論から言ってしまえば「好きな物を使えばいいんでないの?」となってしまいます。
日本語入力システムの選択肢は,それほど多くありません。
Microsoft系のIME,Google日本語入力,ATOKが三大巨塔です。
わたしはたまたま,手にATOKが馴染んでいるので,惰性で使い続けているだけかもしれません。

比較してみましょう


Microsoft IME(注1)
多くを語る必要が感じられないほど,Windowsユーザーには馴染みが深いシステムですね。
良くも悪くも平均的な日本語入力システムです。
ATOKと比較されることの多い標準ソフトですが,そもそも変換エンジンの設計思想が異なるので,どちらがいい・悪いと一概に言える物ではありません。
わたしが「好みの問題」と考える理由はここにあります。

Google日本語入力
わたしは使ったことがありませんが,Google先生の中の人が開発した日本語入力システムです。
ネットスラングと推測変換が賢い日本語入力システムだそうですよ。(推測変換は,Google検索サイトでキーワード入力をすると,イメージが掴みやすいかと思います)
入力した情報がGoogleに送信されているのでは……と訝しむ方もいますが,それは中の人が否定しています。
Google 日本語入力 - http://www.google.co.jp/ime/ (公式ページ)


ATOK
ジャストシステムが開発した,純国産の日本語入力システムです。
わたしが使用しているのは,月額300円(税抜き)で常に最新のATOKが利用できる月額版です。
パッケージ版は実売7,000円くらいです。Amazonで見る
月額版を二年間使い続けて,ほぼパッケージ版と同じくらいの価格でしょうか。
日本語入力中にプロの気分を味わいたい人,日本語入力システムに金額を投資する価値を見いだせる人は,迷わずインストールしましょう (笑)
ATOK.com - http://www.atok.com/ (公式ページ)


ATOK変換には独特のクセがあるので,好き嫌いが分かれるところだと思います。
次回,その辺りを詳しく書いてみますね。(読んでみる


わたしは以前から入力環境にはこだわりがあり,デスクトップ環境では,未だにテキストエディターを愛用しています。
TeraPadを主に使っていましたが,ここ数年は秀丸エディタに乗り換えています。
テキストエディターも奥が深い分野のソフトウェアなので,いつか書いてみたいですね (*^_^*)



/* 貼り付けたキャプチャ画面は,この原稿を書いている環境です
/* なんとなく「できる人」ってイメージがありませんか? (笑)

†††

注1
ご存じの方面多いでしょうが,Microsoft IMEにはいくつか派生バージョンがあります。
Windows付属の日本語入力システムは「Microsoft IME」と呼ばれ,Microsoft Office付属の日本語入力システムは「Microsoft Office IME」です。(OSやOfficeのバージョンによって,後ろにつく数字は変わります)

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